恋愛関連の記事を読んでいると、よく「自信のない男はモテない」という文章を目にします。
なぜ自信のない男はモテないか、という話は今回省きますが、自信のない男がモテないというのは多くの人が思うことだと思います。
では、自信を持つためにはどうしたらいいのでしょうか?
自信には2種類ある
一口に自信と言っても、自信には2種類あります。
1つは「根拠のある自信」で、もう1つは「根拠のない自信」です。
「根拠のある自信」とは、その言葉の通り、今までこれこれをやってきた、俺はこれを持っている、今までモテてきた、今こういう実績がある、という何かしらの根拠を元に培う自信です。
よく言われる自信というのはこちらを指していると思います。
「根拠のない自信」とは、正に何の根拠もないが持っている自信です。何もないが、俺なら出来るはずという自信です。
こういう自信がある人もいれば、ない人もいるでしょう。
根拠のある自信を持つために
「根拠のある自信」を持つには根拠を持たないといけないのですが、恋愛初心者の人はこの根拠がありません。
金を持ってるだとか、いい会社に努めてるとかの根拠は自信に繋がりますが、使い方を間違えるとキモい男になるので、恋愛における本質的な根拠にはなりません。
恋愛における「根拠のある自信」を持つには、どうしても女を自分の力で口説いてきたという経験が必要になります。
なので、恋愛における根拠のある自信を持つには、どんなことよりもまず結果を出すことが最優先になります。
逆に言えば、どんな小さな結果でも、それを結果として自分が認識できるならば自信の根拠になります。
具体的に言うと、恋愛経験のない人なら、どんなブスでも抱くとか、ナンパ経験のない人ならとりあえず1人声をかけるといった経験です。
よく、ブスでも良いから抱け!とか、童貞なら風俗行け!と言われるのはこういう理由です。
そして、この勝ちを積み上げることで、少しずつ恋愛における「根拠のある自信」を積み上げていくのです。
この方法は恋愛工学ではeasy win firstと呼ばれています。まず簡単な勝利を収めることが最優先なのです。
そして自信が積み上がれば積み上げるほど、よりいい結果が出て、ますます自信がついていくのです。
ただし、「根拠のある自信」を積み上げる上において、1つ注意しなければいけないことがあります。
それは、自信を持つ根拠になるものがあれば、逆に自信を失う根拠になるものもあるということです。
例えば女に断れたとか、ナンパで声がかけられなかったという経験です。こういう経験を重く受け止めすぎると、「あ~やっぱ俺ダメだ」とか「俺には出来ない」という思いが強くなり、逆に「根拠のある自信のなさ」を作り上げてしまうことになります。
「根拠のある自信」の一番の難しいところはここです。
なので、恋愛活動中に失敗したことに関しては、多少反省するのはいいですが、それについて思い悩むということは避けたほうがいいです。
対策として、失敗を次の成功の糧だと自分に言い聞かせる、失敗のことは考えないようにする、といったことを徹底した方がいいでしょう。
具体例を上げると、ストリートナンパ中に地蔵してしまったときは、絶対にそのことで自分を責めないようにすることです。地蔵した場合、3秒後にそのことは忘れましょう。そこで自分を責めてしまうとどんどん自信が無くなっていきます。
地蔵したら、1,2,3と数えてスパっと切り替えましょう。
「根拠のない自信」の強さ
自信のもう一つは、「根拠のない自信」です。
恋愛において、「根拠のない自信」を持てるというのはとても強いです。
何の根拠も要らないのですし、たとえ根拠が無くなるような事態になったとしても、自信を失わないからです。
この「根拠のない自信」を持っている人は、たとえお金を失っても、歳を取っても、五体不満足になっても、モテ続けることが出来るでしょう。
「根拠のない自信」を持っている状態がどういう状態かと言うと、自分の存在を自分で認めてあげられている状態だと思っています。
恋愛というのは、相手に受け入れられるか、受け入れられないかというやりとりで、自分の存在価値が大きく揺らぐ行為です。
自分の存在価値を他人の評価に置いている人は、相手から拒絶される恐怖を感じます。
自分の存在価値を自分の評価に置いている人は、相手から拒絶されることに関して特に何も思いません。
目の前の女の子から拒絶されたところで、俺の存在価値は変わらない。そう思える人はとても自信があるように見えます。
自信があれば、女の子との接し方が変わります、相手に媚びを売るような接し方から、相手を引っ張るような接し方になります。
女の子をどこに連れて行こう、次はどうしよう、いつセックストライしようという局面において、自信のある振る舞いが出来るようになります。
根拠のある自信を持っている人ももちろん自信があるように見えます。なので、女性経験の多い人の振る舞いはとてもスマートです。
ただし、根拠のある自信にだけすがろうとすると、女の子から拒絶されるという経験をうまく消化していかないといけません。
そう考えると、はやり「根拠のない自信」を持っている人は強いのです。
では、「根拠のない自信」はどこから生まれてくるのでしょうか?
おそらくそれは、幼少期の環境が大きく影響していると思います。
小さい頃から、勉強が出来ないとダメ、お金を稼げないとダメ、〇〇ができないとダメ、といった環境にいると、次第と何か優れたものがなければ人は立派になれないという感覚を持ちます。
ですが、人というのは本来生まれてきた時点で自分の存在に自信を持ってもいいのです。何億という精子との厳しい競争に勝って、途中で脱落することなく成長してきたのですから、この世に誕生したというだけで人は存在していいのです。
世の中全員がそうじゃないかと思うかもしれませんが、正にそのとおりで、どんな人でも自分の存在に自信を持ってもいいのです。ただ、それを自覚している人が少ないというだけです。
その感覚を幼少期から持てる環境にいた人、例えば親から、健康で生きてるだけで親は満足だよ、といった教育を受けた人や、友達から拒絶されることなく受け入れられた生活を送った人は、自分の存在を素直に受け入れられるようになります。
そういう人は「根拠のない自信」が持てるので、何に関しても結構うまくやっていけます。
では、そういう環境に育たなかった人が「根拠のない自信」を持つためにどうしたらいいか?
それは、はやり今の自分の存在を自分で認めてあげるしかないでしょう。
大人になれば、なかなか自分の存在を無償に認めてくれる人はいません。なら、自分の存在を認めてあげるのは自分しかいません。
そして、自分の存在を認めるためには、たくさん自分のことを褒めるのがいいです。
ナンパであれば、街に出た俺すごい、声かけようとした俺すごい、声かけれた俺すごい、連れ出せた俺すごい、話弾ませた俺すごい、家に連れ出せた俺すごい、ゲットできた俺すごい、あー生きている俺すごいな、といったように。
自分を一番に認めてあげられるのは自分だけです。そして、自分の存在を素直に認めてあげられた人は、「根拠のない自信」を持つことが出来るようになります。
恋愛・ナンパ活動を続けていく上で大事なことだと思います。
ちなみに、TAVの本編を持っている人は、もう一度第1世界の2番目の音声を聞くといいでしょう。岡田さんが自信について熱く語っています。自分の好きな音声の1つです。